KODIはあまり知られていませんが1.5倍速まで倍速再生が可能です。
倍速再生には対応するボタンが設定されていないため、各個人で設定を行う必要があります。
KODIは「Amazonプライムビデオ」や「Netflix」などの再生にも対応しており、KODIを経由して見ることでFireTvなどを介してTVでも倍速再生が可能になります。
初期設定
ボタンの設定の前に初期設定をしておきます。
1.プレイヤーを選択します。

2.「ビデオ」タブ内「ディスプレイの同期周波数に合わせて再生する」をONにします

3.「ハードウェアアクセラレーションを許可する」を両方ともOFFにします。最新機種ならONのままでも大丈夫かもしれませんが古いFire tv stickではこれをONにしたままでは倍速再生の途中で止まります。

倍速再生のボタン設定
※ここからは作業にパソコンが必要になります
実際に私が使っているボタン設定を以下に書いておきますので、以下のコードこのまま使用するなり改造するなりして使用ください。
Fire TV用
ボタンが少ないので上の長押しに倍速機能を割り振っています。FireTVstickの標準リモコンでは問題なく使用できますが、HDMI連動でTVリモコンを使用する場合は信号が一旦途切れるようでうまく動作しません。
<keymap>
<fullscreenvideo>
<keyboard>
<up mod="longpress">PlayerControl(TempoUp)</up>
<down mod="longpress">PlayerControl(TempoDown)</down>
</keyboard>
</fullscreenvideo>
</keymap>
AndroidTV用
こちらはAndroidTV用になります。黄色ボタンで+0.1倍、緑ボタンで-0.1倍になっています。ソニーのレコーダーが黄色ボタンで倍速再生だったのでそれに準じた形となっています。
また、AndroidTVではKODIのつけっぱなしはあまりよくないので録画ボタンでKODIのシャットダウン<終了>も追加しています。
<keymap>
<global>
<keyboard>
<Record>ShutDown()</Record>
</keyboard>
</global>
<fullscreenvideo>
<keyboard>
<green>PlayerControl(TempoDown)</green>
<yellow>PlayerControl(TempoUp)</yellow>
</keyboard>
</fullscreenvideo>
</keymap>
ファイルに保存
上記のファイルをコピーまたは改造したらテキストファイルに「PlaybackSpeed.xml」として保存します。(名前はなんでもいいですが、拡張子はxmlにしてください)
上記のファイルをKODI内の「keymaps」フォルダ内に移動させます。手順としては以下になります。
1.ファイルマネージャーを開く

2.片側は「プロファイル ディレクトリ」を選択します。

3.さらに「keymaps」フォルダを開き、ここにファイルを移動させます。

ファイルを移動させたあとはKODIを再起動すると倍速再生が可能になります。
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